ダイエット停滞期と太りやすい時期

ダイエットをしていると、最初は一気にやせて、時間の経過と共にだんだん減量できなくなってくるダイエット停滞期のような時期が出てきます。これは、人間の体が、少ないエネルギーで体重を落とさずに生命を維持しようとするからです。この時期に、ダイエットを辞めてしまう人は意外に多いと思います。また、この時期の体重が、その人の過去の人生で、一番長い期間維持していた体重にもなります。これは、人の体が持つ適応能力で、最も長い期間身にしみ込んだ体重のあたりで強く出現します。そして、このダイエット停滞期では、消費カロリーの大きい基礎代謝も落としてしまいます。そこで、重要になってくるのが適度な運動ダイエットです。運動は、その活動によって消費されるカロリー以外に、基礎代謝も高めてくれます。そのため、ダイエット停滞期中の運動は、上記の適応能力を乗り越えることができます。ただ、適応を乗り越えるには、一日300kcal以上を消費する運動ダイエットが必要です。 女性の太りやすい時期ですが、まず思春期である13歳頃から20歳頃までの間です。この時期、女性は脂肪を取り込んで、女性らしい体格を構築して行き、男性は男性らしい体格になって行きます。次が、妊娠時です。体内で子供が成長するのに多くの栄養を必要とします。またホルモンの作用も活発になりますので、食欲もかなり増します。そして最後に更年期です。この頃、女性の体では、閉経と相重なって、食欲をコントロールするホルモンが失われます。ただ、中年以降の肥満はほとんど、基礎代謝の低下によるものと考えられます。女性でも男性でも、年齢に応じて基礎代謝が低下するのに、摂取カロリーが若い頃と同じようにあるのでは、肥満になってしまいます。適度な有酸素運動ダイエットと適切な栄養素、そして、サプリ健康食品などのご利用がダイエット効果をより一層高めてくれるでしょう。