主食はご飯、パン、麺類?

主食には、ご飯、パン、麺類などがあります。この中で一般に薦められているのはご飯ですが、カロリーが高いということで敬遠される方が多いとも言われています。ただ、ダイエットや減量において多くの失敗例では、ご飯を極端に減らしたということに起因しています。これは、ご飯を減らすことによって主菜である肉類や魚類の摂取量が増加してしまったり、空腹感に耐え切れず、短い間隔で間食が増え、延いては一日の総カロリーがオーバーしてしまっていることなども一因にあげられます。ケースによっては前の食生活よりも摂取量が増加してしまってる例さえ見られます。ご飯自体は確かに高めのカロリーですが、腹持ちがよく、消化吸収も麺類やパン類などに比べるとゆっくりしているため、無駄な間食や主菜で高カロリー食である肉類や魚類の過剰摂取を抑えると言われています。ただ、丼物のご飯を好んで食べる方に、肥満も見られますが、これは摂取量があまりにも多いためと考えられます。ご飯が特別人を太らせる原因は存在しませんので、つまるところ、その摂取量が少なすぎても多すぎても良くないということになります。 適切とされる量は、人それぞれ異なりますが、自分の体に見合う分だけの量であれば問題ないとされています。また、同じご飯でも炊き込みご飯などは思っているより食欲が進んで、過食を引き起こす傾向があります。これは炊き込みご飯に含有されている塩分が食欲を増進させているためで、チャーハンやカレーライスなどに対しても同じことが言えます。おにぎりなどは圧縮されているものがほとんどであるため、その分カロリーも高くなっています。更にもち米を原料にしているおこわや赤飯などは、通常の二割増のカロリーとなっています。いわゆる食パンは、大体一斤が360グラム程度ですので、これを基準にカロリーを計算するのがよいとされています。六枚切りでも八枚切りのパンでも、360グラムの規格に統一されているそうです。ただ、菓子パンやクロワッサンなどはかなり高カロリーであるため、主食には適しません。パン類の中で最も薦められているのがフランスパンです。これはその硬さからよく噛んで食べられる上に実際の重さより、見た目が大きく見えるからです。麺類では、市場に出回っているゆでうどんが低カロリーと言われています。これはゆでそばや乾麺と比較したケースです。麺類の中では、特にひやむぎや素麺(そうめん)の過食から太りだす例も見られ、これは、見た目は少ないひやむぎや素麺に意外な高カロリーが隠されているからです。