副菜のカロリー
食物繊維をはじめ、ビタミン類やミネラル類の補給目的に摂取するのが副菜(ふくさい)となります。ベースとなるのは野菜で、特にビタミン類は体内でオイルのような働きを担います。野菜にも様々な種類がありますが、中でも緑黄色野菜は全体の三割以上摂取することが薦められています。代表的な緑黄色野菜では、トマト或いはプチトマト、韮(にら)、ほうれん草、小松菜(こまつな)、ピーマン或いはパプリカと呼ばれる赤ピーマン、グリーンアスパラガス、ブロッコリー、莢インゲン(さやいんげん)などがあります。一方、淡色野菜では、大根、茄子(なす)、レタス、もやし、長ネギ及び玉葱(たまねぎ)、セロリ、キュウリ、蕪(かぶ)の根、白菜(はくさい)、キャベツといったものがあります。
これらの野菜類は、カロリーが全くないように誤解されがちですが、カロリーがないわけではありません。また、調味料などで高カロリーのものを使用することによって全体的な総カロリーを増やしてしまうこともあります。特に砂糖や油系の調味料は、ダイエットや減量に際して好ましいものではありません。野菜ばかり摂取しているダイエットでは、大量に食べることによって空腹感を紛らわしているケースが多く見られますが、こういったものでは、体が適切とする量を判断できないため、だんだん他の食品を摂取するようになって、うまく減量に成功しない例が多く見られます。