肥満度

肥満度の求め方は、
(実測体重kg – 標準体重kg)÷標準体重kg×100=肥満度(%)
で求められます。
標準体重の求め方は、
身長(m)×身長(m)×22=標準体重(kg)
で求めます。 肥満度は、+-10%以内が標準で、+10%以上が太り気味、+20%以上は肥満、-10%以下は痩せ気味と、判定します。例えば、身長150センチ・体重60キロの人がいたとします。この人の肥満度を計算するには、まず標準体重を算出します。 1.5m×1.5m×22=49.5kg
49.5kgが標準体重になります。
更に、肥満度の計算をします。
(60kg-49.5kg)÷49.5kg×100=21.2121・・・%
およそ、21.2%が肥満度の算出結果になります。肥満度が、20%以上だと肥満に該当しますので、この人の場合は、肥満に分類されます。注意:上記は、日本肥満学会の算出法です。 肥満は、生活習慣病を引き起こす要因としてあげられるもので、この生活習慣病が長く続くと、脳卒中や心筋梗塞などの重大な症状が現れます。また、最近では標準体重の人よりも肥満の人の方が、ガンの発生率が高くなることが分かっています。習慣生活病といえば、代表的なものは、糖尿病・高脂血症・高血圧などがあげられます。これらの症状は遺伝による影響が強く、肥満度が20%を超え出したら注意が必要です。また、40歳以上の方で肥満度が30%を超えてる方は、遺伝関係なしに、すでに生活習慣病に蝕まれている可能性もありますので、定期的に検査をすることが大切です。30%程度の肥満度なら、ご自分でキチンと栄養や、ダイエットカロリーコントロール、有酸素運動ダイエットを行えば、減量できます。