GI値で外食選び
GI値を用いた低インスリンダイエットでは、白米を利用した丼物などの炭水化物が主軸となる組み合わせは控えた方がよいとされています。仮にこれらを摂取する際には、牛乳や酢の物、繊維質といった食品を先に食べてから炭水化物を摂取します。これらを先に食べることでインスリン分泌を抑制するためで、食後の血糖値の急上昇を防ぐことができます。血糖値が急上昇するとそれと共に膵臓からのインスリン分泌量も増加し、膵臓への負担も大きくなります。また、日ごろからインスリン分泌量が多いと、次第にインスリンが分泌されにくくなり、その作用も弱まってしまいます。中食は、ファーストフードやコンビニのお弁当など、調理を行わないで、そのまま食べられるものを言いますが、外食する場合も含めて、ダイエットをする際には、GI値を基準にした食品選びが重要です。外食では、食堂や居酒屋など色んな種類を選べるところが良いとされています。和食が主軸となっているケース多く、低インスリンダイエットには最適と言えます。お弁当では、一つの食材を中心にして作られたものより、多くの種類が入れられているものを選ぶのがよいとされています。例えば、幕の内弁当などがその代表例ですが、もっと欲を言えば、海藻類を利用した酢の物や胚芽米などを使っているものが最適です。一般的なレストランでは、じゃが芋や人参などが多用されているケースが多いため、GI値も高くダイエットには適していません。そのため、なるべくサイドメニューなどでGI値の低い食品を選ぶのが良いとされています。