主菜のメインディッシュ
主菜(しゅさい)は主に蛋白源となる食品のことで肉類や魚類、大豆、鶏卵(けいらん)やチーズなどがこれにあたります。タンパク質は、様々なホルモンを生成するのに必要な成分で、血液や筋肉などの構成成分にもなる非常に大切な栄養素です。脂質も主菜によって摂取する目的の一つとなっていますが、特にドコサヘキサエン酸(DHA)やエイコサペンタエン酸(EPA)といった良質な栄養素の供給源になっています。また、脂溶性ビタミンであるビタミンA、ビタミンE、ビタミンD、ビタミンKといった栄養素の吸収率を高める作用もあることからとても重要な役割を担っています。脂質は高カロリーのため、そのカロリーを下げる工夫が必要とされています。そのため、材料の選び方やその調理の仕方によって知恵が必要になってきます。中でも油の使用方法によってかなり余分なカロリーを削減できますので、極力、摂取カロリーを下げることが大切です。もともと減量やダイエットでは、食べる量を減少させるより、どれだけ余分な摂取カロリーを取り除けるかが課題とされています。これは、摂取量を減らすことによって、長続きしないケースが多いからです。例えば、食べる量を減らすことによって耐え難い空腹感を体験しなければならず、そこからくるストレスなどによって諦めてしまうからです。そのため、食べる食品の種類を変更するなどして、できだけ沢山の食品を食べながらカロリーやストレスを調整する必要性があります。尚、主菜(しゅさい)はメインディッシュのことを指していて、いわゆるメイン料理のことを言います。