消化酵素~リパーゼ・ペプシン・キモトリプシン・エレプシン・膵アミラーゼ・プチアリン~

脂質、炭水化物、蛋白質のすべてを分解する消化液もありますが、唾液など炭水化物に限定して分解する消化液もあります。腸液や膵液などはいくつかの消化酵素を有しており、三大栄養素である蛋白質、脂質、炭水化物の全部を分解可能にしています。 アミノ酸が複数結合したものが蛋白質です。二個のアミノ酸で作られているジペプチド、三個で形成されるトリペプチドなどがあり、分解とはこのアミノ酸の結びつきを離すことです。他にも二個から十個で構成されているオリゴペプチドや十個から五十個で作られているポリペプチドなどがあります。 脂質、蛋白質、炭水化物を分解する消化酵素には良く知られている種類がいくつかあります。脂質を分解するものでは胃液に含まれているリパーゼ、膵液に含有される膵リパーゼなどが。蛋白質を分解するものでは胃液のペプシン、膵液のトリプシン及びキモトリプシン並びにエレプシンなどがあります。炭水化物を分解するものでは唾液のプチアリン、膵液の膵アミラーゼ、ラクターゼ、スクラーゼなどが知られています。尚、胆汁には消化酵素が含有されていませんが、脂肪乳化に働きかけ、消化を補っています。