痩せるための主食の量
ダイエット食では、主食、主菜、副菜の三つが薦められていますが、よく見かけるのが二つ以上主食を食べているケースです。例えば、カップラーメンとおにぎりというパターンですが、これは明らかに主食を二つ摂取していることになります。どちらも炭水化物なので、総カロリーは非常に高くなります。また、外食ではラーメンとチャーハンや丼物と麺類の組み合わせが非常に多く、これらも主食の炭水化物を二種類以上食べていることになります。更に、じゃが芋や薩摩芋(さつまいも)、里芋(さといも)といった芋類、野菜類では、銀杏(ぎんなん)、南瓜(かぼちゃ)、蓮根(れんこん)、栗、玉蜀黍(とうもろこし)、といった食品も主食と変わらないぐらい炭水化物を含んでいます。他にも餃子やシュウマイ、大豆類では、グリンピースをはじめ、小豆(あずき)、えんどう豆、インゲン豆、そら豆といったものがあります。間食として利用される食品では、上記のトウモロコシやサツマイモ、クリといったものがあります。また、天ぷらに使われるパン粉及び小麦粉なども炭水化物になります。天ぷらと言えば、油に目を奪われがちですが、油もさることながら、衣に利用される小麦粉も高カロリーになります。いずれも主食と変わらない性質を持つため、主食を摂取していることの認識が大切とされています。もちろん、これらの食品を間食の際に摂取しても問題ありませんが、その前後の食事における主食の量をコントロールする必要性があります。