SPF/銘柄/黒豚

乳白色若しくは白色をした脂肪を持っていて、淡いピンク色でツヤのある肉が鮮度も高くなります。一方、褐色っぽく変色したものは鮮度が低く、ネトが発生して異臭を放ち、黒っぽくなると食には適さなくなります。また、牛肉は生食されていますが、豚肉は生食できません。これは寄生虫であるトキソプラズマなどがあるためです。この寄生虫は肉の奥にまで存在しているため、熱を加えて十分焼かないと消滅させることができません。豚肉が生食されないのはこういった感染リスクがあるためですが、他にもサルモネラ菌が懸念されます。鶏肉に比較するとリスクも低下しますが、それでも菌を保有しているため、注意が必要です。加熱が不十分であると食中毒を招く恐れがあり、通常、75度以上で熱を加えます。尚、豚肉は食品衛生法の定めにより、輸入肉に対して輸出国政府の発行した衛生証明書の添付が義務付けられています。また、国内産も、と畜解体の際にそれぞれ、厳しい検査が行われています。 品種ではSPF豚や黒豚、銘柄豚などがあります。SPF豚は無菌豚とも言われているもので、飼育が衛生的に行われています。特徴としては、抗菌性物質といったものをあまり利用していません。しかし、ある種の疾患を持っていないという証明書を要する種類という意味であって、菌が完全に存在しないというものではありません。黒豚は味が良くて、その肉質も評価されているため、値段も高くなっています。一般にはバークシャー純粋種のみが黒豚と表示されます。尚、銘柄豚は飼育した地域の名称がつけられているものであり、飼育期間なども他の豚とほぼ同様となります。使われる飼料にもそれほど大きな違いがないため、安全性も他の豚肉と似たようなものになっています。