白血球・自然免疫

数種類の細胞を持つ白血球はそれぞれが役割を持っています。これに対し、赤血球は一のタイプからなる細胞の名称となります。白血球の機能は免疫であり、通常血中に含まれて体の中を巡っています。ウイルスなどが体の中へ入り込むと、その量は突然増加し、脊髄の幹細胞からせっせと生成されます。 白血球は大別すると顆粒と無顆粒の二つに分類することができます。前者は好酸球、好塩基球、好中球があり、これらはその特性によって分類されています。後者ではリンパ球と単球があります。 尚、臓器移植などで拒否反応を招くのは免疫が移植臓器を異物と判断してしまうためです。これによって免疫は移植臓器を取り除こうとするのですが、その際に使われるのが免疫抑制剤です。免疫の働きを弱化させるのが目的ですが、同時に本当に危険なウイルスや細菌などに対してもその働きが弱まります。可能性として、普通なら自然に治癒する病気が、より高度なものになってしまうこともあります。