運動量はかる万歩計

歩く運動でよく用いられているのが万歩計です。どれだけ強い運動をしたのかは確認できませんが、どのくらい歩いたのかを確認する器具です。一般には一日一万歩が薦められており、多少息が弾む程度の歩行が、減量への効果も高めてくれます。運動の強度を確認できない特徴がありますが、だらだらと歩行したケースでは、その効果も低いものとなります。有酸素運動では、15分以上継続して行うことが指摘されてきましたが、現在では、短い時間で一日において何回か繰り返して行う運動でも効果があると言われています。一般には、無酸素運動より有酸素運動の方が薦められていますが、どちらの運動でも効果はあると言われています。尚、運動の強度を測る方法として、脈拍を測定するというものがあります。これは、その人の最大心拍数の七割程度が基準とされるもので、この値が有酸素運動に最も適する心拍数とされています。その他の目安としては、歩行をしながら会話ができる範囲内の運動量、或いは、軽く息が弾む範囲内の運動量といったものがあります。通常、こちらの方が有酸素運動をする際の目安にされるケースが多いです。運動を行う時間は、食物を摂取して暫く経った後が最適と言われています。通常、空腹時や食物を食べた直後などは避けるほうが良いとされています。ただ、仕事などの関係でなかなか食後に運動できないケースでは、運動前に軽く食事をするといった方法もあります。また、糖尿病を患っている方など、何らかの理由で運動療法が行えない場合は、食事療法へ重点を置く方が良いとされています。