珈琲の芳香成分

川きゅうはいわゆる生薬ですが、中国ではそれからテトラメチルピラジンが発見されたようです。心臓に用いられる薬ですが、あまり副作用が見られないようです。この成分は珈琲の芳香成分にも認められます。 珈琲の芳香成分誘導体ではアシピモックスがあり、ヨーロッパでは高脂血症に使われているようです。その副作用にニコチン酸のようなものは認められません。また同じ珈琲の芳香成分ではヒドロキシメチルフルフラール(HMF)があり、アメリカで鎌形赤血球貧血に利用されるようです。 コーヒーの芳香成分で健康食品として使われているものではクロロゲン酸があり、アメリカでは市場に出回っています。国内でも添加製品が見られます。食後における血糖値の急上昇を抑えるために使われますが、同様の作用を期待してアシフランの合成薬も出回っています。こちらもコーヒーの芳香成分です。