単品絶食ダイエット/低GIダイエット/アトキンスダイエット
ダイエット方法には様々なものが薦められていますが、絶食或いは何か一品のみを提唱するものは、一般的に疑問視されています。一日一食といった方法もありますが、摂取カロリーを消費カロリーが上回っていれば痩せて行くのは当然です。その代わり、耐え難い空腹感を味わうことになりますが、普通は一日三食で、朝を多く、夜を少なめにする方法が薦められています。単品のみのダイエットでは、必ず飽きがきますし、以前の食習慣に戻ってしまう傾向が強いと言われています。一日一食においても同じことが言えます。こうしたダイエット方法があまり薦められない理由は、やはり最低限必要とされる栄養素を摂取できないことにあります。最近では、低GIダイエットと呼ばれるものが普及していますが、これは簡単に言えば、それぞれの食物を摂取した際、血糖値がどのくらい上昇するかという指標になります。膵臓はインスリンを分泌する臓器ですが、このインスリンには細胞の中へ糖を移動させる作用があります。その一方で、脂肪合成も活発化させるため、体内へどんどん脂肪が蓄積されていくことにもなります。GIはグリセミックインデックスを略称した名称ですが、低GIダイエットは、インスリンを分泌させにくい食品を摂取することで減量しようというものです。また、食物繊維を利用したダイエット方法もあり、これは食物繊維に血糖値を下げる作用があるからだと言われています。ただし、こういった食物繊維やGI値によるダイエットの効果は、まだ明確にされていない部分もあるとされています。その他、アトキンスダイエットというものもありますが、これは炭水化物の摂取量を極端に抑制するという方法です。その効果は半年という期間で見ると一般的なダイエットよりも高いとされていて、一年という期間でみるとどちらも大差がなくなるそうです。しかしながら、どうして炭水化物を制限するとダイエット効果がでるのか、そこのところはまだハッキリされていません。