「生活習慣病」カテゴリーアーカイブ

肥満のメカニズム

肥満糖尿病の症状のメカニズムは、まず、肥満によって膵臓はフル回転でインスリンを産生します。これが高インスリン血症(いんすりんけっしょう)と言われるものです。この状態が長く続くと、今度は、細胞側にあるインスリンレセプターの量が減少して行きます。これによって、インスリンの感受性低下が起こり、高血糖(こうけっと... Read more

低血糖の研究

健常者の場合、血糖値が68mg/dlまで低下すると、拮抗ホルモンが分泌され、体は血糖値を上げようとします。血糖値が53mg/dlまで低下すると、今度は、動悸、吐き気、発汗、手足のふるえなどの症状が出現してきます。これらは、自律神経の障害で血糖値の下がりすぎによる体からの警告です。更に、血糖値が48mg/d... Read more

低血糖の対処法

通常、低血糖症状には、砂糖を摂取することが勧められています。約10~15gの砂糖を摂取すると15分ぐらいで回復が見られますが、回復しない場合は、再度、同量の砂糖を摂取します。インスリン治療を受けている場合などは、多少高血糖(こうけっとう)になっても、低血糖症状(ていけっとうしょうじょう)をそのままにしてお... Read more

インスリン低血糖

低血糖を予防するには、体にとって必要とするインスリンの量と、インスリンの注射や薬によって、体内に補うインスリンの量のバランスが大切です。不規則な生活は避けて、規則正しい時間に必要カロリーを摂取し、決められた時間に薬やインスリン注射を使用する生活習慣が重要になってきます。また、適度な運動は、インスリンの分泌... Read more

急性膵炎

膵臓は胃の裏側に位置し、脾臓(ひぞう)へとつながっています。重さは80グラム前後で、長さは凡そ15センチ程度となっています。また膵臓では脂肪及び炭水化物、タンパク質などを消化する消化液やモルモンであるグルカゴン、インスリン、ソマトスタチンなどを生成しています。急性膵炎(きゅうせいすいえん)は自己消化のこと... Read more

更年期後の心臓病

心臓病に関する発症率は、女性においては40歳まで、男性より低いと言われています。しかしこれは40歳までのことであって、それ以降は心臓病の発病率も上昇するとされています。心臓病の発病率は、年齢と性別によって違い、男性の場合は加齢と共に上昇して行きます。一方女性は、40歳以降から上昇し、50代以降では、発病率... Read more

高血圧症状

高血圧症状とは、血圧が正常値より高いことを指します。日本人において最も多いのが、本能性高血圧で、これは遺伝的な要素に生活習慣の危険因子が重なったものです。この危険因子は、例えば、血管にコレステロールなどが張り付いたり、塩分によって血中の水分が増えたり、肥満、ストレス、喫煙、運動不足などが考えられます。高血... Read more

抗がつく薬

抗ヒスタミン薬

肥満細胞と言われる細胞から放出されるヒスタミンという物質の作用を抑制するのが抗ヒスタミン薬になります。外傷などによって、体の中で免疫反応が引き起こされると、ヒスタミンが放出され、湿疹や蕁麻疹によるかゆみ、鼻や眼、気管支などといった部分に様々な症状が現れます。抗ヒスタミン薬... Read more

HDL/LDL/コレステロール

高コレステロール血症及び高脂血症は、中性脂肪や悪玉コレステロール(LDL)の血中比率が多くなって引き起こされる症状で、血液はドロドロ状態になっています。一般に、善玉コレステロール(HDL)と悪玉コレステロール(LDL)のバランスが良い時は正常と言われています。ところが、ストレスやタバコ、糖尿病や高血圧とい... Read more

腎臓と腎性高血圧

腎臓(じんぞう)における弊害は、腎臓内部の細い血管において動脈硬化が進んだケースです。腎臓は、老廃物を取り除くために、血液をろ過することで、尿を生成しています。腎臓内部の細い血管において動脈硬化が発生すると、腎臓本来の機能が阻害され、血流が悪くなります。その結果、腎臓が硬くなって萎縮する「腎硬化症」を引き... Read more