「生活習慣病」カテゴリーアーカイブ

肥満糖尿病の治療計画

肥満糖尿病治療計画(ひまんとうにょうびょうちりょうけいかく)は、短期と長期の二種類に分けて、それぞれ実行すると、挫折しにくいものです。短期のプランでは、すぐにでも血糖値の適正化を目標とするため、食事の制限による食事療法が中心になります。二、三ヶ月かけて約5kg前後の減量を目標とします。 一日の摂取カロリー... Read more

高血圧の問題

高血糖になると、細胞内から細胞外へ水分が出てしまったり、腎臓から水分が体内に吸収されたりします。これが原因で血液中の水分が増加することにより高血圧になります。肥満になると交感神経が刺激されます。これが原因で、アドレナリンやノルアドレナリンなどのホルモンが分泌され、血圧が上昇します。2型糖尿病の症状の方は、... Read more

肥満チェック

肥満(ひまん)とは、摂取エネルギーが消費エネルギーを超えることによって脂肪が蓄積され、その結果引き起こされるものです。肥満度を判断する基準は、国際的にもよく利用されるBMIというものがあります。今現在、体脂肪だけを正確に調べるには、費用もかかりますので、肥満チェックは、BMIによって判断されるのが一般的で... Read more

一日の摂取カロリー

糖尿病患者において、一日の摂取カロリーを把握することが必要です。余分なカロリーを摂取しないように気をつけなければなりません。一日の摂取カロリーは、医師が総合的に判断して決めますが、これらの計算方法は、色々あります。以下の計算方法は、肥満指数を使った、一日の摂取カロリーです。
身長(m)×身長... Read more

尿酸産生過剰型と尿酸排泄低下型

一般に、個人によって生活習慣や食生活、体質によって差がある尿酸値ですが、いわゆる高尿酸血症では、尿酸産生過剰型と尿酸排泄低下型に分類されています。尿酸産生過剰型は、尿酸が大量に出来てしまう症状で、尿酸排泄低下型は、尿酸が体外へうまく排泄されない症状を言います。また、これらの混合型も存在し、日本人では尿酸排... Read more

尿酸/プリン体/アデノシン三リン酸

通風を引き起こす原因となるもので、発症すると独特の痛みから通常の生活もままならなくなり、放置すると尿酸結石(にょうさんけっせき)や通風結節(つうふうけっせつ)を招きます。また、生活習慣病の合併症を引き起こすこともあります。昔は、治らない病気の一つに数えられていましたが、現在ではその治療法も確立された分野に... Read more

内臓脂肪と皮下脂肪

りんご型肥満や洋梨型肥満とも呼ばれていて、男性に多いのがりんご型肥満で内臓脂肪型肥満(ないぞうしぼうがたひまん)になります。一方女性に多いのが洋梨型肥満で皮下脂肪型肥満(ひかしぼうがたひまん)となります。腹部やその周囲に脂肪が蓄積しているものを内臓脂肪と言い、腰や太股、臀部(でんぶ)、腹などに脂肪が蓄積し... Read more

ステロイドによるムーンフェースやシミ

ムーンフェースとは、満月様顔貌のことで、顔が丸くなることです。これは、副腎皮質ホルモンであるステロイド剤を長期間服用している方が発症する症状で、体の脂肪の分布の変化により引き起こされます。特に顔面、顎、胴などに脂質が蓄積させてしまう特徴があり、逆に手足の脂肪は少なくなります。 シミが発生する直接の要因は... Read more

高血圧の薬

減塩、減量、運動ダイエットをしても、血圧が思うように低下しない時は、通常、薬による治療が行われます。いわゆる、降圧剤は、高血圧の症状に使用されるものです。カルシウム拮抗薬(かるしうむきっこうやく)は、血管の細胞へカルシウムが流れ込むのを防ぎます。これは、血管細胞内にカルシウムが多いと、血管が収縮するからで... Read more

メディカルチェックと運動効果

糖尿病運動療法を開始する前には、合併症があるなしに関係なく、糖尿病の方はメディカルチェックにより検査を受けます。このメディカルチェックを受けることで、糖尿病の症状を患っている方それぞれの適正運動量を決定したり、今まで分からなかった、その他の合併症や病気などを、発見することもできます。合併症のある方は、運動... Read more