「生活習慣病」カテゴリーアーカイブ

スルホニル尿素剤

スルホニル尿素剤は、インスリン分泌を促す薬剤で、膵臓にあるβ細胞に直接働きかけます。また、血糖値を上昇させるホルモンであるグルカゴンの分泌を阻害したり、インスリン受容体を増加させる作用があります。インスリン受容体が増えると、インスリンの効果も高まりますので、結果的に血糖値を下げることになります。その他、肝... Read more

心臓病

心臓病(しんぞうびょう)の発作には突発的な症状を現すものもありますが、軽い初期症状を以前から現しているケースもあります。その典型的とも言える初期症状が、激しい胸痛、浮腫み、眩暈、一過性の失神、脈拍異常、動悸、呼吸困難又は息切れといったものがあります。心筋梗塞(しんきんこうそく)や狭心症(きょうしんしょう)... Read more

心室細動と心室頻拍

通常、心臓では心房より心室へ電気信号が伝わり、これによって収縮を規則的に行い、血液を全身に排出しています。心室細動の症状では、この電気信号が正常に働かないため、心臓が収縮できなくなってしまいます。そのため、意識がなくなり突然倒れます。最近ではAEDと呼ばれる自動体外式除細動器を使用して電気ショックを加え、... Read more

心筋梗塞の治療法

心臓の一部分が壊死してしまう症状のことを意味し、これは冠動脈が詰まってしまうことで、心筋の必要とする酸素及び栄養素を補給できなくなることに起因します。冠動脈において粥腫(じゅくしゅ)が破壊されることで発生する血栓によって、血流を塞ぐものが心筋梗塞(しんきんこうそく)で、一方狭心症(きょうしんしょう)は、動... Read more

脂肪肝の治療法

肝臓は脳の次に大きな臓器で、右葉と左葉から構成されています。重さは男性で凡そ1000グラム前後、女性で900グラム前後とされていて、横隔膜の直ぐ下に存在しています。肝動脈及び門脈を経由して肝臓へと血液が送られており、これによって色んな働きを担っています。その一つに、余ったタンパク質及び脂質をグリコーゲン或... Read more

労作狭心症と安静時狭心症

心臓へつながっている血管のうち、栄養素を運搬する側の冠動脈が細く狭くなったり、詰まったりして、血流が悪化する症状を心筋梗塞或いは狭心症と言います。別名では虚血性心疾患(きょけつせいしんしっかん)とも言われます。このうち狭心症は、血栓の発生、動脈硬化、或いは冠動脈の痙攣といったものが原因となって、突如、締め... Read more

慢性関節リウマチ

通風とよく混同されるのが慢性関節リウマチ(まんせいかんせつりうまち)ですが、古くはどちらも同じ病気と診断されていたこともあります。症状がよく似ていることが混同されていた理由ですが、通風は尿酸に起因して発病するもので、慢性関節リウマチは、その原因がハッキリと分かっていません。両者の異なる点は比較的ハッキリと... Read more

リポタンパク質とアポタンパク質

摂取された栄養素中の脂肪は、体内へ取り込まれると血液に入って、全身の組織に運搬され、脂肪を必要とする細胞に取り入れられます。その際、リン脂質やアポタンパク質で、中性脂肪やコレステロールを包み込んで運搬しています。もし、脂肪がそのまま血液中に混じると拒絶反応を引き起こします。アポタンパク質は、タンパク質の一... Read more

糖尿病網膜症と神経障害

糖尿病網膜症(とうにょうびょうもうまくしょう)がある場合、運動などによって血圧が上昇することで、網膜の血管が負荷に耐え切れず、眼底出血・硝子体出血などを引き起こします。軽い単純網膜症なら運動することに問題はありませんが、点状出血が移動したり、黄斑浮腫が出たりする重度のケースや前増殖網膜症の場合は、血圧に異... Read more

糖尿病予備軍

糖尿病予備軍(とうにょうびょうよびぐん)は、今現在糖尿病の診断は下されていませんが、現在の生活を改善しないで、そのまま生活すると、いずれ糖尿病の症状を発病するとみられる人たちのことを言います。また、糖尿病などの生活習慣病は、他の生活習慣病を併発することも珍しくありません。糖尿病による合併症は、ブドウ糖負荷... Read more