「生活習慣病」カテゴリーアーカイブ

腎症と低血糖症状

糖尿病の症状において腎症(じんしょう)がある場合、運動によって血圧が上昇し、それによって腎症が悪化することで、さらに血圧が上昇します。その結果、脳血管の障害や、網膜症(もうまくしょう)・心臓病の悪化を引き起こす可能性が高くなりますので、注意が必要です。もちろん、血糖コントロールに問題がなければ、適度な運動... Read more

経口血糖降下薬

経口血糖降下薬

経口血糖降下薬には、スルホニル尿素剤とビグアナイド剤、α-グルコシダーゼ阻害薬、インスリン抵抗性改善薬などがあります。スルホニル尿素剤の服用量を増やしながら血糖をコントロールしていきますが、それでもコントロールできない場合、ビグアナイド剤との併用になります。ビグアナイド剤... Read more

心臓カテーテル検査と冠動脈造影検査

カテーテルは細長い管をした形状のもので、これを腕及び太股(ふともも)、肘(ひじ)といった付け根部分の動脈から挿入して用いられています。細さは一ミリから二ミリ程度のもので、これを冠動脈(かんどうみゃく)まで入れます。冠動脈は、血液を心臓に供給している血管のことを言いますが、ここから造影剤を注入し、X線撮影を... Read more

仮性通風と偽通風

名称の由来は通風とよく似た症状を現すところからきています。仮性通風(かせいつうふう)は偽通風(ぎつうふう)とも言われ、関節部においてカルシウム結晶が蓄積されることによって引き起こされる関節炎のことを指しています。通風は、関節部において尿酸の結晶化が原因となって引き起こされますが、仮性通風は、関節部にカルシ... Read more

カイロミクロン/VLDL

脂質及び糖質を肝臓へ運搬し、コレステロール合成のコントロールをする作用がカイロミクロンにあるとされています。カイロミクロンは、遊離脂肪酸、HDL、カイロミクロンレムナントの三つに分解され、これらは酵素であるリポタンパクリパーゼによって行われます。カイロミクロンレムナントは通常肝臓に吸収されますが、過剰に存... Read more

解離性大動脈瘤と大動脈解離

真性、仮性、解離性に分類され、このうち最も危険性の高いとされるものが解離性大動脈瘤(かいりせいだいどうみゃくりゅう)です。真性大動脈瘤は、壁が脆弱化し、全体が膨張している症状です。仮性大動脈瘤は、血圧の上昇に伴って破裂しやすい傾向があり、大動脈壁の一部分が欠損し、その部分から流出した血液が周囲の組織細胞を... Read more

通風は時期によって異なる症状を見せます

無症候性高尿酸血症期

通風の症状は、無症候性高尿酸血症期、間欠性発作期、慢性通風期に分類され、体内において尿酸が病的に蓄積されているにも関わらず、明確な通風発作の症状が現れない状態を無症候性高尿酸血期と言います。通常、病院や健康診断などで発覚する段階となります。ハッキリとした自覚症状が現... Read more

インスリン療法

インスリン療法とは、インスリンを注射で血液中に送り込み、血糖コントロールする療法です。糖尿病の症状は、膵臓から分泌されるインスリンというホルモンが正常に分泌されなくなって、高血糖になってしまう病気です。糖尿病には、1型糖尿病と2型糖尿病がありますが、インスリン療法は、本来1型糖尿病の方に導入されます。ただ... Read more

インスリン注射

糖の代謝異常

糖尿病は、糖の代謝異常によって引き起こされる病気で、現代の社会現象である生活習慣病の一つです。糖の代謝異常とは、つまり膵臓のランゲルハンス島のβ細胞から分泌されるインスリンが、食後の血糖値上昇に合わせてうまく分泌されないことを言います。糖尿病は、このインスリンが全く分泌され... Read more

インスリン抵抗性改善薬とビグアナイド剤

肥満であったり、血中のインスリン量が十分であるのに血糖値が下がらないといったケースは、インスリンが働きかける組織の受容体が、インスリンの効きにくい状況下にあるからです。これをインスリン抵抗性と言います。インスリン抵抗性改善薬は、インスリン抵抗性を改善するお薬です。 トログリタゾン(インスリン抵抗性改善薬... Read more