「食の知識」カテゴリーアーカイブ

コーヒーの濾過/ドリップ式/AGEs

フィルター珈琲のドリップ式のものは有害物質を通さず、有用と思われる成分だけがろ過されると言われます。この有害物質としてあげられるのは、AGEsです。此の物質は発がん性や細胞損傷の要因として考えられていますが、近年では害のあるものとないものの存在が指摘されています。 一般に食べ物に熱を加えると食欲を高める... Read more

カフェイン・抗酸化物質・食物繊維・乳酸菌など人体に役立つ物

体内の有害物質や老廃物を排泄させるものでは、鳩麦をはじめ、ウコンやアケビなどがあります。またカフェインにも利尿作用が認められているため、コーヒーにも同様の働きがあります。種類は沢山あり、民間療法や漢方の領域でも多くのケースで利用されています。 抗酸化作用を有する成分ではポリフェノールが知られています。タ... Read more

コーヒーの深煎り焙煎・浅煎り焙煎

アルファー波の変動は同じ珈琲の豆でも深く煎るほど大きくなると言われています。コクは香りが高いほど強くなり、その芳香によって香りの作用も異なってきます。しかし、薬理学的に匂いの検知器を考えてみると、どうやら本能に大きく影響を及ぼすのは、薄い芳香の方が、強いそれより高いようです。 とは言うものの思考の全てに... Read more

コーヒーのプロビタミンB3

コーヒーの芳香成分には、体に取り込まれてからニコチン酸に類似する働きを呈するものが幾つか知られています。こういったビタミンの基礎になる物質をプロビタミンと言いますが、珈琲の芳香成分に対してはプロビタミンB3に置き換えられます。ニコチン酸とよく似た構造をしていると共に、その働きも類似しますが、残念なことにペ... Read more

コーヒーによるアルファー波の出現と便通改善

心電図を用いて人間にコーヒーの匂いを嗅がせると、副交感神経の方が優位に立ったとする実験があります。交感神経はアドレナリンに統制されていますが、コーヒーの芳香成分によって鎮静作用が現れたものと考えられます。同じ条件で脳波を調べると今度はアルファー波が出るようです。このことはストレスに耐性を持たせたり、精神状... Read more

アミラーゼ

炭水化物を大量に摂取する人間には、或る遺伝子が数多く複製されているそうです。この遺伝子はアミラーゼと呼ばれるデンプンを消化する酵素のことですが、これが増加すると消化能力が向上し、より合理的にエネルギーが使われるようです。このことは集団、延いては地域の食べ物によって人類の遺伝子が異なる変遷を遂げてきたことを... Read more

珈琲の苦味・酸味・辛味

苦いものほど体の健康には良いと言われていますが、これはおそらく植物を乾かした生薬やこれを原料にした漢方などからきていると思われます。しかし漢方といえど、甘いものも酸味を有するのもあるため、良薬は口に苦しと一概には言えません。例えば甘草(かんぞう)などがその代表です。ただ苦味を持つ生薬は非常に多く存在してお... Read more

糖質制限食

近年、糖尿病の発症にトランス脂肪の影響が指摘されています。リスク要因には幾つか知られていますが、しかしこの成分だけで30パーセント以上もそのリスクを高めると示唆されています。通常、糖尿病と言えば一型と二型に分類されますが、近年ではこれらに分類するのが困難とされる型も出現しています。しかし、糖尿病の多くは二... Read more

未精製塩

ほぼナトリウムのみを含有する精製塩に対して未精製塩はあらゆるミネラルが含有されています。こちらは海水から直接水分を除去しただけのものであって、特にカルシウムやカリウム、マグネシウムといったミネラルを含有している点は注目すべきところです。これらは電解質ミネラルと言われているもので、中でもカリウムとマグネシウ... Read more

脂肪と鬱

とかくカロリーで注目される肉や揚げ物などの脂肪ですが、人間が生存するためには不可欠な栄養でもあります。ただ、エネルギーとしての活躍があまりないのも残念ですが、他にも沢山の役割を担っています。特に人間の体を作っている細胞の原材料として重要であり、健康を維持するためには欠かせません。このことはあまり注目されて... Read more